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August 2011

術後診察

術後診察

約半月ぶりの聖路加病院です。

病理検査の結果、リンパに二つ、極小さな癌細胞の転移が見つかりました。

ちょっとショックです。

HER2、ホルモンともに陽性らしい。というか、転移を告げられた段階で気がどっかへ飛んじゃって、先生の話をあまり聞いてなかった。

旦那に報告したら

「なんでそんなに増えちゃったんだよぉ」と言われた。

別に自分で好きに癌細胞を増やしてるわけじゃないやいっ!

姑に報告したら困惑しきってた。で、何度も「いつできちゃったの、その癌細胞?」

と聞かれた。私のほうが知りたいわいっ!

母親に報告したら「何でアンタなのかしらねぇ」と泣きだした。

泣きたいのはこっちだっちゅーの。

父親に報告したら、考えこまれた。

ま、人それぞれ反応に差はあるものの、とにかく困っているらしい。

しかし、娘には報告していない。娘はおっぱいとったら癌はもうなくなるものだと思っているからだ。だから私はこのまま娘にはだまって治療を続けようと思います。

憂鬱だなぁ。。。。。。。。。。。

こりゃあ、永い付き合いになりそうですな。

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退院

入院して、今日でちょうど一週間。

午前中にドレーンを抜去したら、午後退院できるそうです。

ここは暑くもなく、寒くもなく、快適な場所でしたが、シャバは暑いんだろうなぁ。

ここでは、黙っていてもカロリー計算されたおいしいご飯が運ばれてきたけれど、

シャバでは私がご飯作らないといけないんだろうなぁ。

シャバじゃ娘や猫たちが、やんややんや文句言ってるんだろうなぁ。

あーあ。なんか、退院するの、憂鬱になってきたかも。

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ごめんね

 

今、私の右胸はぺしゃんこではなく、エスパンダーという生理食塩水が入ったビニールパックが入っているので、不自然な形で盛り上がっている。これから、月に一回の割合で生理食塩水を注入していき、乳房の皮膚を伸ばしていくのだそうだ。お饅頭でいうところの、餡子の部分を丸ごと抜いた部分にダミーの餡子を少しづつ詰めていくようなもの。左の乳房とバランスを取りながら、良い感じのところでシリコン製の詰め物と入れ替える。

今、右胸は触っても感覚がない。なんかソフビ人形の皮膚みたい。

手術の前日、シャワー浴をしたけれど、その時もあまり右胸に意識を寄せることもしなかったし、自分で自分の胸を触った感触がなくなるなんて思ってもみなかった。

乳房なんて、赤ん坊に授乳する時くらいしか役に立たないもの、なんて思ったりした。

これを切らないと、これから先長生きはできないかもしれないし、とも思った。

だから、手術の時間が早まったときは、やっと癌を体から切り離すことができる、と思った。

そして私は、切り取ってしまった右乳房にきちんとお別れをしていなかった。

なんだか今、とても可哀そうなことをしてしまったような気分です。

自分の体の一部だったのに、癌細胞がとりついてしまった瞬間、私は自分の右乳房を、少なからず疎ましく思ってしまった。

「ごめんね」と、今更ながら思ってしまう。

これが乳房を失った喪失感というものなのでしょうかね。

自分の体が女ではなくなること、見る人によれば不快かもしれない体。そんなことは、私にとってどうでもいいことで、それよりも、自分が意外と冷たい人間だったことにショックを受けたんです。

今日の昼までなんとも思ってなかったのに、夕暮れになってから、なんかそんなことを考えて、もうなくなった私のおっぱいに、私は何度も「ごめんね」と謝った。

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ピンクだね


今日いただいたガーベラ。ベビーピンクです。

家にいるときは猫たちに食べられてしまうので、堂々と花を飾ることができないのよね。

可愛いなぁ~、ピンク。

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ガス抜き

個室でのびのびやっております。

嵐のDVD見放題です。

嵐を見ているときに、看護師さんがやってきて検温とかドレーン(胸の中の出血を外に出す管)のチェックをしてくれるんですが、ほとんどの看護師さんが

「あ、この嵐みんな若い~up、かわいいですよね~heart01

と反応してくれます。主治医の先生(若い女の先生)までもが反応していました。

皆、私に気を使って話題にのってきてくれてるのかと思っていたら、

夜のナースステーションを通りかかった時に聞いてしまった。

ナースステーションでは、まさに看護師の方々が嵐の話で盛り上がっておりました。

「"サクラ咲け"が私一番好き~heart02」とか

「私は"Lacky Man"の大野君~heart04」とか、とか、とか。

皆さん普段はテキパキとお仕事をこなされて、素敵だなと思っていましたが、やっぱり女の子なんですね。アイドルはナースのガス抜きもしてくれているようでした。

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なぜ

なんでブログ上で乳癌のカミングアウトをしたのか。

私は主婦だけれど、仕事もしていて、家族やご近所以外の人間関係もある。

手術をして入院を10日間するとしたら、各方面の方々にご迷惑をおかけすることになるわけです。

自分が癌だなんてあまり人には知られたくないことですが、だからといって隠していても、きっと不自然なことになり、逆にあらぬ噂がたったりして…。なんて考えたら、言っちゃったもん勝ちかな、と思いました。

別にわざわざ一人ひとりに言うこともないけど、せっかくこういう場所(ブログ)を持っているんだから、ここを活用したらいいんじゃん、と思ったわけです。

ここを覗きにきてくれている人の中には、私の古くからの友人や、娘の学校の父兄の方もいらっしゃる。もし、ここに遊びに来て、私の病気のことを知ってくれたら、「あら、そんなことになっていたのね」くらいに認識していただければ幸いです。

と、いうことで、これからもよろしくお願いいたします。

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ビタミンカラー

ビタミンカラー
夫の母からもらったお見舞いの花です。ビタミンカラーの花は元気をくれるそうです。

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痛いの痛いの飛んで行け~

現在、点滴も胸帯もはずれて、自由人となりました。売店へテクテク歩いて行って、

「手術お疲れ様」の意味をこめて、自分で自分にご褒美のハーゲンダッツを買って食べた。

手術開始は8月12日の15時15分予定。しかし前の人の手術が早く終わったので45分早く始まりました。自室で手術用のパジャマに着替えて、歩いて手術室までみんな(看護師さん、旦那、娘)で行き、4階にある手術室の前で家族を別れ、歩いて手術室の中へ。

麻酔科の先生や看護師さん6名くらいの人たちが次々と自己紹介してくれましたが、名前はまったく覚えられなかった。そして手術台の上に寝かされて、色々な器具をつけられて、まさにまな板の上の鯉状態。酸素マスクをつけられて、麻酔導入薬を点滴に入れられて、そこから記憶は一気に手術後になるわけです。

「及川さーん、終わりましたよー」

手術時間は3時間。

おぼろげながら意識はあって、先生たちが「痛みはある?」と何回も聞いてくる。あるに決まってんでしょ、と思いながら「ある」と答えました。胸帯がきつくて胃が苦しいし、傷が痛い。でもまだ麻酔が残っているからウトウトしてて、病室に戻ったら少し家族と会話して、また眠ってしまったらしいです。

夜中は暑くて痛くて何回も起きました。

起きるたびにナースコールをして「痛み止めお願いします」とお願いしました。

朝になったら幾分気分は落ち着いて、看護師さんにカテーテルと点滴をはずしてもらい、自分で歩いてトイレに行きました。

まだ傷が痛いので、ベッドでの寝たり起きたりの動作が非常に辛い。ま、日が経つにつれてそれは軽くなっていくのでしょうが。

それまでは、「痛いの痛いの飛んで行け~」とつぶやくことにいたしましょうか。

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美味い

美味い
昨日の朝から24時間ぶりの水分。
美味いね〜。

点滴の針はまだまだ装着中。

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無事に

無事に
手術終了。

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でなー

でなー
あじの南蛮漬け

ほうれん草と玉子の二色浸し

切り昆布と豚肉の炒め煮

すまし汁

ご飯茶碗と汁物は器が温かい。

病院食ですが、美味しい。

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術式変更

先ほど、執刀医の先生がいらっしゃった。

最初は全摘出、乳頭乳輪温存手術の予定でしたが、

カンファレンスで、乳頭近くまで癌がきているから、乳頭と乳輪もとったほうがいいのではないか、という意見が出たとのこと。取ってしまったほうが、心配はいらないけど、どうしますか?

と聞かれて、しばし考えましたが、取ることに決めました。

もしかしたら、乳首と乳輪の再建は行わないかもしれない。

ただでさえ、明日の手術で一回切って、その数ヵ月後にまた同じところを切って中身の詰め物も取りかえるわけで。さらに乳頭乳輪の手術でタトゥーを入れるとか、反対側の方から半分持ってきて移植するとか、これ以上体に傷をつけるのにとても抵抗があります。

なので多分私は片乳首のないおばさんになる予定。

さっきはセンチネルリンパ節の検査のためにおっぱいのわりと先のほうに注射を打ってきました。針を刺すのは痛くなかったけど、液を注入するのがやたらと痛かった!あっという間に終わりましたが、今度は2時間後に撮影ですと。

なんか落ち着いていられません。

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15年ぶりぃ

15年ぶりぃ
こちら、病室の窓際です。ノートパソコンがちょうどよくおさまりますわ。


家にいるときよりも環境が良い。

考えてみたら、15年ぶりの個室。

やっぱりチョッチ寂しいや。

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入院しました

先ほど入院いたしました。

病室はとてもきれいです。基本的に全個室らしいので、プライバシーが守られている感じが良い。しかし、明日の手術の説明をうけていると、やはり怖い。

今夜0時からは絶食。明日の朝6時からは絶飲食。しかも手術は午後の3時過ぎだっていうんだからお腹が減っちゃうよ。喉も渇くだろうし、嫌だなぁ。

術後1カ月は右腕の動きに制限があるという。

腕を前後に振る時は、体と中心にして45度の角度まで、腕を脇から上げるのは拳ひとつ分。

まじですか?って感じです。

とりあえず、今日はまだ元気なので、のびのび過ごすことにします。

明日からしばらくは更新できないかも。

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ほぅ

ほぅ
なんと、我が家にipadがやってきたぞよ。

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はぴばすで

はぴばすで
12歳になりました。

おめでとう。

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8月12日

手術の日程が急遽早まりました。、

当初8月16日の予定だったんですが、その日は手術が立て込んでいるらしく、

先生から「及川さん、12日に変更してもらってもいいですか?」

と言われ「いいですよ」と即答してしまったからで。

しかし、即答したあとで、色々と調整しなければならないことが出てきて、

今、ちょっと大変な状態です。

思えば、7月中旬に胸のしこりを発見してから一カ月、色々な検査をしてきました。

まずはマンモグラフィ、エコー、針生検。この針生検でしこりの正体がほぼわかった。

「良性ではない可能性が高い」という先生のお言葉。

つーことは悪性なのか? 

「もっと詳しく検査するから、細胞とらせてもらうね」と先生。

細胞なら先週とったじゃない。えっ、もっと? しょうがないなぁ~。

なんて思ってたら、胸にメスで切りこみを入れて、そこから結構太い針を入れて取るらしい。びびりましたよ。なんか胸の中に管入れて、エアガンをぶっぱなされたような衝撃。

痛くて痛くて、少しだけ涙が出ました。しかもそのあとの青痰が凄かった。

消えるまで10日間くらいかかりました。

そこの病院は乳がん検診は実施してはいるけど、手術治療はできないといので、ほかの病院を探さなければなりませんでした。とは言っても、どこの病院が乳がん治療で有名かなんて知らないから、とりあえずネットで調べてみましたよ。

有明癌研、聖路加国際病院がトップ2でした。で、私の場合は日比谷線一本で30分以内に行ける聖路加に決定。以前聖路加病院の目の前にあるSLタワーで働いていたこともあり、ある意味、築地あたりは結構ホームグラウンド。うちの店は茅場町にあるので、病院帰りに仕事にも寄れて便利である。

乳がんは基本的に外科手術で取り除く。

癌細胞だけ取り除く部分温存手術と乳房全体を切除する全摘出手術。私の場合はその狭間で、どちらを選んでもいいけれど、と診断されました。切除部分は直径役5.5センチ。温存するにはちょっと陥没が目立つかもしれないし、術後は放射線治療は必須らしい。放射線を受けると皮膚もやけどをしたような状態になるらしい。

もし、他に小さな癌細胞があったらこわいので、全摘をすることにしました。なにより、私の母親と旦那が全摘を強くすすめる。用心するに越したことはない、ということらしいんですがね。

聖路加に移ってからも、検査は続くよどこまでも。

初日は問診のあと、尿検査、血液検査、心電図。翌週はMRI、エコー検査。前回とった心電図に異常な波形がでたので、その翌週は心臓エコー。幸い心臓に異常はなかった。そして乳房再建の問診。

そして来週には手術です。

なんだか怒涛のような一カ月で、病気になっている自分が認識できていません。

癌は癌ですからね。

ま、今はそう大変なことではないのかもしれませんが、外科手術を受けるなんて考えてもみなかったことですから、怖いっちゃー怖いです。

では、続きはまたの機会にでも。

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築地茶房にて

築地茶房にて
食べかけで失礼。


あまりの暑さに負けて、つい寄り道してます。


築地茶房は実に12年ぶりです。ここのコーヒーゼリーはバニラのソフトクリームがたっぷりのっていて非常に美味しいんです。

テイクアウト可なので、よく3時のおやつに買いに行かされたなぁ。

とか言ってる横で、「コーヒーゼリーのテイクアウト、20個出来る?」というオーダーが入った。

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快晴?

快晴?
家を出た時はゲリラ豪雨真っ只中。


何だよ、この青空。

築地で雨傘もって歩いてんの私だけじゃん。

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さつきとメイの家

さつきとメイの家
聖路加病院の敷地内にある小さな洋館。藤棚も青々と繁り、その古さも良。

この建物は聖路加病院創設者の記念館だそうです。

トトロに出てくる、さつきとメイの家みたい。

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出没

出没
夜の窓ガラスに突如現れた忍者。

いや、ヤモリくん。

吸盤が鳥肌ものです。

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お世話になります。

お世話になります。
築地にある、聖路加国際病院。

その昔、私の祖父が最期までお世話になった病院です。

今度は私がお世話になります。なんと、私、乳ガンになってしまいました。

出産以外では初めての入院。やっぱりドキドキしちゃうわ。
でも、10日くらいで退院できるらしい。術後の抗がん剤治療はまだ決まってないです。

とにかくがんばります。

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